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じもっぴ。 [ココロ]


 
 この週末、ワタシたちのまちでは産業祭というお祭りが開催されています。
場所はいつもワタシたちがクラブでバドミントンをやってる体育館とその駐車場。
今年で30年目なのだそうで。
 
 実はこの産業祭が始まったころ、ワタシは小学校の高学年。
ワタシにとって産業祭はとっても楽しみなイベントでした。
ワタシたちのまちのいろんなお店が駐車場でバザーみたいなことをやるのです。
そこでは在庫整理みたいな感じで、
お店に置いておいても売れないものを安くいわば「たたき売り」するものがたくさんありました。
 おもちゃ屋さんの出店でのそんなたたき売りのおもちゃだった
「スターウォーズ・ライトサーベル」を友達みんなで買って、
体育館の舞台裏とか奈落(にあたるトコロ)で、チャンバラっぽいコト、やってました(^^;。
うっとぉしいガキの典型…(^^;。
 
 その産業祭に久しぶりに出かけました。
体育館の中では、ワタシたちのまちの企業の展示がなされています。
ただワタシがガキだった頃に見た展示と比べると
こころなしかスケールが小さくなった気がします。
 でもそれは実は当時と比べてワタシ自身の経験値が上がったから
相対的にスケールが小さくなったのだと感じたにすぎないのかもしれません。
 ワタシたちのまちはこの30年の間に
大型店がどんどん出店したり、高速道路ができたりと
ずいぶんと発展しましたが、
実はそれ以上にワタシ自身の成長する速さの方が速かったということ…。
そんなカンジです。
ま、もっともそういう大型店はこの産業祭に参加してないんですけどね(^^;。
 
 実はこの産業祭に久しぶりに来ることになったのは、
1か月ぶりに遊びに来てくれた4歳のコをなにか「おたのしみ」に連れて行こうってコトからでして…。

 懐かしさを感じながら会場をひとまわりしていると、
いますいます。あの頃のワタシたちが。
小学校高学年くらいのオトコのコらが、おもちゃのピストルで空き缶を撃って遊んでいます。

ただ、
昔から、そして今でも、自分のことを少しは「変わり者」でありたいと思う自分がいるので、
その光景に当時の自分を見た時は、ちょっとくやしい気持もあったんですけどね。
(わかってもらえます? このキモチ。)
 
 さて、話を戻しまして、
駐車場の一角に、小さい子のための空気ハウス(? 中でぴょんぴょん飛び跳ねて遊ぶやつ)
があってそこにそのコを連れて行きました。
そしたら、いました。同級生の「かぼちゃ」(ソイツのニックネーム)が。
その空気ハウスの係員をしていました。
30年前、この産業祭の会場である体育館の舞台裏で
一緒にライトサーベルを振り回してた「かぼちゃ」が
その産業祭の運営側にいて、ワタシたちを楽しませてくれています。
 
 「かぼちゃ」はしっかりと地域に根付いているなぁ…。
それにくらべると、地域というものからみてちょっと「お客様」的な自分の立場のようなものに
少し物足りなさのようなものも感じたりもするのでした。
なはは。さっき「変わり者」になりきっていないことに歯がゆさを感じたくせにね(^^;。
 

  
 写真はその産業祭で売ってた「ねりあめ」です。
青色がキレイだったもんですから(^^)。


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大三角食べ。 [ココロ]

 お久しぶりでございます(^^)。
 
 53年ぶり、日本一です。ドラゴンズ(^^)。
なお、願掛けでブログ断ちをしていたわけではありませんので(^^;。
 
 
 さて、 
 
 
 小学校の頃、給食で「三角食べ」をするように言われませんでした?
 三角食べというのは、
パンを食べて、おかずを食べて、野菜を食べて、みたいなカンジの食べ方のことです。
 ワタシの場合、どうも食事が「大三角食べ」になっているようです。
おかずをぐわ~っと食べて、食べきってから、野菜をぐわ~っと食べきる、みたいなカンジ。
ま、さすがにゴハンだけでぐわ~っとはいかないのですが(^^)。
 でも、この食べ方は時々ストレスを感じることもあったりします。
ずっとおんなじものを食べ続けるからなんですけど。
ははは。だったら大三角食べ、やめればいいのにね。
実は結構ガンコなものですから(^^;。
 
 その「大三角食べ」のことをふと思い出したのは、先週末、電車に乗ってた時のことでした。
ワタシにとって先月はいわば仕事一色の一か月でした。
ホントに忙しかったのですよ。
 そんな先週末、10月の仕事にようやくメドがついて、
ほっとしたような気分で帰宅のため電車に乗りました。
何気ない車内の風景なのですが、ずっと仕事一色だったワタシには、
それらはとても新鮮に映ったのでした。
 おかずをぐわ~っと食べて、ちょっと同じ味に飽きたっていうストレスをもったところで、
次の料理にとりかかったときのような感覚。
 高校生のカップルがイチャついています。女の子は幸せそうです。いいな(^^)。
そのカップルが下車すると、カップルの向かいに座っていた女子中学生がそのカップルのことを
あれやこれやと話し始めます。もーすぐ君たちもそーなりますよ(^^)。
前の車両から、山川の日本史の教科書(←コレがポイント)を読みながら
女子高生が後ろの車両へと移っていきます。受験かな?がんばってね(^^)。
 電車は大きな街からどんどんと小さな街へと走ってゆきます。
それにつれて薄暗かった辺りはどんどんと深い夜の闇へと包まれてゆきます。
 
 そんな、どうということのないいつもの風景だったのですが、
なんせ、おかずをぐわ~っと食べたところだったものですから、
とにかく新鮮だったのでした(^^)。
 
 忙しすぎると見えなくなるものがありますが、
忙しすぎるがゆえに見えるものもあるようです。どうやら。


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ひーりんぐすぽっと。 [ココロ]


 
 この前、ひとりでお昼休みをすごすことになって
ふと思いついて出かけた場所です。
静かな、いい時間を過ごすことができました(^^)。
 
 平日の百貨店の屋上。こどもゆうえんち(^^)。

 休日の賑わいはどうなんでしょう?
テレビゲームがどんなに普及していてもきっと賑わっていると思います。
またそうあって欲しいと思います。
ま、それはさておいて…。
 
 名古屋・栄のド真ん中という場所でありながら、こんな静かな場所がありました。
ただそれはいままで気付かなかっただけ。
これまでだってすぐ近くにあったのです。
そしてずっとそこにあったのです。
 
 うまくいえませんが、いろいろな静けさをココで見つけることができました。
この場所を「卒業」したワタシが感じたいわば郷愁を含んだような静けさ。
そしていわば廃れてゆくものの哀愁を含んだような静けさ。
(このゆうえんちの遊具にはシートがかけられてもう長いこと使われていないものもあったのです)
さらに次の休日の賑わいに備えた、いわば「おもちゃのマーチ」の昼間の風景のような静けさ。

 
 おすすめスポットですよ(^^)。
 
 でも、平日の屋上はその百貨店の職員の休憩所スペースもつくってありまして、
そういう方から見たら、ワタシ、「ちょっと…」なヒトに写ったかもしれませんが(^^;。

 
 


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最先端とおおもと。 [ココロ]

 今回は実家でゴハンを食べてたときの話デス。
 
 そのときテレビがついていて、日中国交正常化のドキュメンタリーが放送されていました。
ゴハンを食べながら、ワタシはその番組にどんどんハマっていきました。

 当時の日本国内では田中角栄氏、福田赳夫氏の間で総理の座をかけた争いがありました。
福田氏は当時、外交で台湾との友好関係を踏襲する立場をとっていました。
他方、その台湾を国家として認めない中国はその頃国連加盟を果たすなど、
国際舞台に登場してきて世界中から注目を集めています。
この国際情勢を福田氏との戦いの中でいわば「追い風」にした田中氏は、
不利と言われた自民党総裁選に勝利し、総理大臣となります。
 総理となった田中氏は中国との国交正常化交渉を進めてゆくのですが、
日中間の過去の戦争に対する発言で交渉に暗雲がたちこめます。
 何としてもこの交渉を成功裏に導かねばならないという極度の重圧をひた隠し、
ついに日中国交正常化を達成する…。

 そんな内容でした。
 ワタシたち個人においても、
人生の中でいくつかの重要な意思決定をする場面に遭遇することがありますが、
この番組で見せてもらったのは、
 国家の今後の方向性がかかった場面、
外交という、「最先端」、「最前線」の息遣いのようなものでした。
 
 
 さて、そんな番組にどんどんのめり込みながらゴハンを食べていたとき、
母親はこの番組を見ているとも見ていないともつかない様子で、
とにかくワタシのゴハンの準備をしてくれていたのでした。
 
 テレビを見ている途中、ひっきりなしに
「魚、出そか?」とか、
「このおかずはビタミンBがね」とか。
 
 なはは。
ありがたいんですけど、参りました(^^;。
 
 
 ただ、
 
 テレビのなかのいわば「最先端」の世界も、
その出発点はきっとワタシんちの食卓のような風景にはじまるのです。きっと。
 
 あの瞬間は、
田中角栄氏も、周恩来氏も、毛沢東氏も、すべての外交事務レベル関係者も
外交を成功させるべく必死(VTRですけど)。
母親はワタシのゴハンの支度をしてくれることで
自分のこととか、日本のこととか、国際社会のこととかはあとまわし。
ワタシだけが
家族の愛情(照れくさいですがそういうことですな)をうけて、
ある意味「世界の最先端」を疑似体験して、
そしてゴハンをいただいていたのでした(^^)。

 


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考えることと感じること。 [ココロ]

「考える」ことと「感じる」ということについて考えていることを書かせていただこうと思います。
 
 ワタシの頭のなかには、
「考える」と「感じる」には
「努力」と「天才」のような対比の構造があります。
 
 「感じる」という行為の中には
何か「輝き」のような華々しさを感じることがあります。
 
 他方、「考える」という行為の中には
華々しさはないものの、そこには
秩序を重んじたオトナ的なものがあるのです。 
 論理立てて物事をとらえられることが「考える」ことで、
その行為能力が一般的には年齢を重ねるにつれて高まってゆくから
「オトナ」なのでしょうか。
 
 逆にいうと、
感じることや、無意識の行為に
「輝き」のようなものがあるのを覚えるのは、
自分の「『脳』力」でないところの作用について
それを自分自身がおこなっているにもかかわらず、
それを自分自身で把握できないがゆえに、
いわば「神秘的なもの」として捉えてしまうのでしょうか。

 そうであるならば、 
科学するという行為は、
考えることと感じることのせめぎ合いの中での、
「感じる」領域を狭めてゆく行為のように思えて、
科学が進歩しすぎるのも考えものだなぁと思ったりするのでした。
 
 
 


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晴れの日。 [ココロ]

 昨日、ダイちゃん、たえチャンの結婚式でした。
(お招きいただきましてありがとうございました(^^)。)
 招待状をいただいたときはまだ先の話だと思っていましたが、
時間の経つのは早いものです(親か。ワタシは。)
 
 いい式でした(^^)。
ダイちゃん、たえチャンのお父様、お母様とあいさつさせていただいたり、
2人の友達、親戚の方々を見てると、
2人が愛されて、いい環境で育ったんだなっていうのが実感されました。
そういうのをなんか分けたもらったっていうか
そんな感じがして、こちらもあったかい気分になったのでした(^^)。
 
 晴れのシーン。
やっぱりそういうの、いいものだし、必要なのだな、そんなことも思いました。
 
 今回主役の2人にとってはもちろん晴れの日なのですが、
ワタシたちひとりひとりにとっても晴れの日になりました(^^)。
普段と違う服を着たり、
自分の全く知らない世界の人と、結婚式や披露宴で同席するっていう「縁」の場にいさせてもらうことになったり(それで特になにかあるわけではないのだけれど)。
そういう意味で。
うまくいえないけれど。
 
  
 ところで、この「晴れの日」、「『ケ』の日」ってことで少しだけ思うのは、
いまという時代は、
晴れの日と日常(「ケ」の日)の区別があまりつかなくなっているような気がします。
 世の中が物質的に豊かになったり、あわただしくなることで、
日常(「ケ」)が華やかになって「晴れ」に近付いているのと同時に、
晴れの度合いのようなものも薄まっている気がします。
 それがいいことなのか悪いことなのか一概には言えないけれど、
少なくともこれまでの長い歴史のなかでなかったことのような気がします。
 
 普段も少しこういうことは考えているのですけど、
実際の「晴れの日」のなか、そんなことを「考えながら体感」した一日でした。
 
  
 おまけ

 
 披露宴の余興でPUFFYの「愛のしるし」をバド仲間で歌いました(振り付き)。
ラケットにモールで「♡オメデトウ♡」って書いてあるんですよ。こんな小道具も使って。
ワタシ的には、本番の出来栄えは別として(^^ゞ、
振り付けを割りと短時間でマスターできたことがちょっとウレシイ(^^)。
(ダンスのセンスが全くないわけではないらしい…。)

 


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週末ひきこもり脱出? [ココロ]

 先日の松山旅行の時買った「坊っちゃん団子」と「タルト」です。
(もちろんもうとっくに食べちゃってます)
余談ですが、この「タルト」のTシャツを道後温泉の商店街のお土産屋さんで売ってて
どうしようか迷ったあげく、買うの止めちゃったんですよね。
楽しいデザインだったんですよね~。やっぱり買っとけばよかったな。
いまもチョット後悔(^^;。
 
 
 さて、今日は午後から買い物に出かけました。
カバンを買いに。久しぶりに岐阜市内へ。
 たいていお休みの日はウチでひきこもりなのですが、
今日はなんか自然体で出かけられました。

 きっと先週の週末の影響…(^^)。
 
  
 実は先週、5歳児(おんなのこ)と日曜日の午後を全力で遊ぶという体験をしました。
おもにままごとあそび。ヘトヘトになりました(^^)。
世のお母さん、お父さん方はタイヘンですね(^^;。
ま、わが子とよその子は違うんでしょうけど。
でもその話を別のお母さんになってるトモダチにしたら、いっしょだよ、疲れるのは。だって(^^)。

 疲れ方も普段の仕事と同じくヘトヘトになりました。
でも、疲れ方の「質」みたいなものはちょっと違うのですね。
心地よい疲れだなんて決して言いませんが、でも悪いモンではないですな。
 
 日曜日に結構疲れたのに、次の日からの一週間をいつものように過ごせた
っていうことなのでしょうか。それで出かける気になったのでしょうか。
 
 また週末ひきこもりになりそうになったら遊んでもらうことにしましょう(^^)。
 
 
 さて、買い物ですが、実は気に入ったカバンは見つかりませんでした。
というわけで、何も買わず帰ることに。
 帰りの電車に乗っていると突然夕立に。
勢いよく降る雨はとても爽快でした(^^)。ま、電車の中ですから気楽なモンです。
傘は持っていませんでしたが、駅で雨宿りすればいいや、ってカンジで
今日は気分もおおらかでした(^^)。
ただ、駅に着くまでに雨はあがってしまいました。
ゆったりした気分で雨宿りっていうのも悪くなかったんですけど…。
 
 
 結局のところ、
午後から岐阜市内にただ行って帰ってきて、その間に夕立にあったけど濡れずに済んだ、
っていうただそれだけの休みでしたが、
いいお休みになりました(^^)。
 
 
 ところで…
びっくりしました。去年の今日もいいお休みだったみたいです(^^)。
でも以前の「読書感想文」といい、なんかワタシの生活、
1年を単位にルーティンになってますな(^^;。


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大曲の花火から。 [ココロ]

 9月になりました。
♪ WOW WOW WOW WOW WOW WOW WO~W
です(^^)。
OFF COURSE、ご存じですか?
 
  
 さて、今回書かせていただきたいのは
少し時間は戻って8月のこと。
 先週末、秋田・大曲で花火大会がありました。
この花火大会、というより競技会は全国的にも有名で、
花火師の方にとっては最高峰の競技大会とも言えるのではないでしょうか。
 
 この花火大会は毎年NHKでも放送されていて毎年見ています。
 
 競技参加者は割物(いわゆる打ち上げ花火)を2発と創造花火(いわゆるスターマインにBGMがついたものです)を打ち上げ、その芸術性を競います。
 審査の対象は創造花火よりも割物の方にあるようです。
 1発に自分のもてる技のすべてを注ぎ込む、っていうことですから、ま、当然でしょう。
(そういうの、なんかイイですし(^^)。)
 そういう競技会ですから、見る側にはとても贅沢な感があります。

 この競技会にエントリーできるだけでも、たぶんスゴいことだと思うのですが、
さらに受賞される方の花火は我々素人でもその素晴らしさは分かります。
とにかく打ち上がった花火の形が本当にまん丸で、
そのまん丸な中に、二重、三重(今は三重が主流みたいですが)に小さな丸が
まさに「同心円」になっているのです。
そしてまた消え方も潔いというか、パッと同時に消えるのです。
 
 「芯」をしっかりさせることが大事なのだそうです。
 
 さて、今年の競技会でワタシのココロにとまったのは、
去年のいわゆる優勝者の創造花火でした。
(ここらへんがあまのじゃくなのですが(^^;。)
 
 割物2発についてはさすがにディフェンディングチャンピオン、
まさに「まん丸同心三重円」でした。
 続いて創造花火。
創造花火には、作成者がタイトルをつけます。
そのタイトルをスターマインで表現しているのです。
 この方の創造花火は、派手さはないものの、
花火でタイトルテーマがとてもよく表現されていたように感じられました。
 創造花火は構成が自由ですから、あんな花火もこんな花火もと
表現者側としては欲張りたいところです。
花火はある意味派手さが売りですから、そう考えるのもなおのことでしょう。
 でも、この創造花火には、そういうのは感じられませんでした。
いわゆる「軸がブレていない」ものでした。
あくまでタイトルテーマを表現するというところからのブレが無かったのです。
なので構成も無駄がないというか、スマートでした。
派手さはないのですが、とても楽しめた創造花火だったのです。
 
 こういう「軸がブレない」シゴトの美しさ、
そのための「あえて出さない」という選択の奥の深さ
そんなものに触れられた創造花火でした。


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名将。 [あのセリフ]

 高校野球が終わりました。
今年もいわゆるスーパー高校生がたくさん登場しましたが、
去年ほどのフィーバーぶりはなく、
高校野球らしい夏の甲子園大会だった気がしています。
 
 今年の大会で、ワタシが一番印象に残ったのは、
ある試合での試合後の監督インタビューでのコメントでした。
 
 このチームは、春の大会でもそうでしたが、
先発は必ずエースピッチャーを登板させていました。
でもその試合に限っては、控えのピッチャーが先発したのでした。
 試合はそのピッチャーが打たれて相手に先制を許しました。
しかしすぐさまエースピッチャーに交替させ、その後味方が逆転。
リリーフしたエースピッチャーもしっかりと相手を抑えて
このチームはその試合に勝利したというものでした。
 
 そのインタビューで、監督が先発した控えのピッチャーについて、こういったのです。
 
 
「あの子はあんな(あんな風に打たれてしまうような程度の)ピッチャーじゃないんです。」
「この大会でなんとか再び機会を与えてあげたいと思います。このままだとあの子がかわいそうだ。」
 
  
 インタビューで監督のコメントとして、こういう言葉を聞いたことはワタシにとってどこか新鮮でした。
インタビューの後に解説者がこういうコメントをするのを聞くことはよくあるのですが。
 
 きちんと言葉にした監督はすばらしいと思いました。
監督の言葉と解説者の言葉では重みが全然違います。
控えのピッチャーの子も、さぞかし悔しい思いをしただろうと思うけれど、
監督からのこういう言葉は自信やチカラにきっとなったと思います。
 
 言葉にすること、難しいけれど大切だなぁ。そう思いました。
 
 


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松山旅行(その4)~帰り [イベント]

 ~清のことを話すのを忘れていた。
  おれが東京へ着いて下宿へも行かず、革鞄を提げたまま、清や帰ったよと飛び込んだら、
  あら坊っちゃん、よくまあ、早く帰って来て下さったと涙をぽたぽたと落した。
  おれも余り嬉しかったから、
  もう田舎へは行かない、東京で清とうちを持つんだと云った。
  (小説「坊っちゃん」より)
 
 ワタシ達は松山城を後にして、
道後温泉駅で坊っちゃん列車とからくり時計を見ました。
松山を出たのは午後2時頃。
 そのあと丸亀市で讃岐うどんを食べました(^^)。
ここでてっちゃんとはお別れ。
てっちゃんは高松道で徳島へ。
ワタシ達は瀬戸大橋を渡って岐阜へ向かったのでした。
 てっちゃん、いろいろありがとね。おかげさまでとても楽しい旅行になりました(^^)。
 
 今回の旅行は、ワタシにとっていままでにない「種類」の旅行になりました。
これまでは一人旅がほとんどで、
旅行というのはワタシにとっては、「何かをしに行く」という「非日常性」の非常に強いものでした。
去年の富士登山は、メンバーこそいつものバドミントンのメンバーでしたが、
やはり「非日常性」のとても強いイベントでした。
 けれども今回の松山旅行は、
うまく言えませんが、
いつものバドミントンのメンバーが立っているところが、
たまたまいつもいるところから550キロ離れた温泉がとても有名なまちだということ、
そんなカンジでした。いわば「『日常性』がまさった『非日常』」。
 そして、そうであることがなんかウレシかったのでした(^^)。
 
 みんな、ありがとね。これからも仲良くしてくださいね。
来年もみんなでどこか行こうね。


 
  
 帰りは宝塚で小さな渋滞がありましたが、あとは渋滞もなく帰って来られました。
ただ、瀬戸大橋の与島SAでみんなのお土産を買ったり、
瀬戸大橋の記念撮影とかをしてたものですから、
与島SAを出発したのが午後7時頃。
そして地元に帰ってきたのは日付が替わって午前2時でした。
 
 みんな、おつかれさまでした(^^)。
帰り道をた~くさん運転してくれたまりチャンにはもうひとつおつかれさま(^^)。

 そして、
最後まで読んでいただいたみなさま、おつかれさまでした。ありがとうございました。
 
 


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